こんばんわ、先程元気のない夏ミカンを食べて、すっぱい気分のさちこです。
おととい、よしもとばななの王国という本の1巻を買いました。
3部作だけど、文庫だし1冊がけっこう薄い本です。
その日の夜に1は読んでしまい、
昨日は2巻を買って、その夜読んでしまい、
今日3巻を買って、さっき読み終えてしまいした。
これは本の魔力なのか、それとも夜の魔力なのでしょうか、わかりません。
でもぐいぐい読めてしまいました。
お話はというと、
来た人の悪いところや、悪い気分を不思議に治してしまえるお茶を作れるおばあちゃんと、
そのお手伝いをしながら育って、山の中で暮らしていた女の子が、
町に降りてきて、いろんな人と出会う、、、
ばななさんの本は、
これといって大事件が起こるわけでもなくて、
とくにどんでん返しなんてないのだけれど、なんだかいつも世界に引き込まれてしまいます。
普通に見せかけて、ちょっと変わっているひとたちの、
へんてこで切なくて、うれしい、ふつうの毎日に、毎回どこかで目が熱くなってしまいます。
こんな人いないだろーとか思いつつ。
こんなことないいだろーとか思いつつ。
ちょっと繊細すぎる気もするけど、
なぜか共感できる瞬間が、ちらほら隠れている気がします。
サボテンを、育てようかな、と思いました。
もしくは、アロエ。
とか言って、まだまだ買いに行く勇気はきっとないのですが、、、、笑
こういう気分になれるのって、とても貴重なことだと思いながら。
おやすみなさい*