タイトル

ア

▼蒼山幸子(Vo&Key)
 Sachiko Aoyama
▼沙田瑞紀(G)
 Mizuki Masuda
▼藤咲佑(Ba)
 Yu Fujisaki
▼澤村小夜子(Dr)
 Sayako Sawamura


むいみのいみを


こんにちは、さちこです。


昨日8月8日にとうとうねごとのニューシングル「Lightdentity/Re:myend!」が発売されました。

もう手にとってくれた人、聴いてくれた人、ありがとう。

昨日は「Re:myend!」が主題歌の映画「放課後ミッドナイターズ」で主人公の人体模型、キュンストレーキたちと東京の街を歩きました。
暑い中、キュンストレーキの皆様本当にありがとうございました。


初めての経験だったけど、
すごく楽しかったです。
少しでもねごとのこと、放課後ミッドナイターズのことを、知ってもらえたらと思って歩きました。


見かけた人はびっくりしたよね。
たくさんの人体模型が電車に乗ってる光景はかなりシュールだったな。笑



さて、やっとやっとみんなの元に届けられたこのシングル。

ねごとも出すのを心待ちにしていました。

この初両A面のシングルをなんで今夏に出したかったかというと、
このブログで他のメンバーも何度か書いてきているけど、
ライブやフェスで届けたい、
同じ空間にいる人たちと何か分け合いたいって想いで作り始めた2曲だから。


2ndシングルの「sharp ♯」も、
ライブでぐっと突き刺さる曲にしたいって思って作ったし、動機は同じなんだけど、

sharp ♯は闇の向こう側に光があって、それに向かってひたすらに駆けてゆくような、切実な曲だったなあと思う。

真実はいつもわからなくて、
自分の中を見るよりもとにかく前に進まなくちゃっていうような。


それからねごとの中でも起死回生ツアーって呼んでいたsharp ♯のツアーが始まって、毎回ぎりぎりだったけど、
その分嬉しくなったり、切なくなったり、たくさんしたんだ。

なんだかそれは決して悪いことじゃないなあって、思った。

聴いてくれてる人がいることの力を感じたし、いろんな気持や景色をもらってね。
闇から抜けてすこしずつ、光のところまで来れたなあって思ったツアーだった。


でもそれと同時に、
やっぱり相変わらず真実なんてわからなかった。

光のところまで来れたけど、
じゃあいま自分たちが抱えているものを見たときに
決して今まで得てきたものは嘘ではないけれど、
もっと強いものを一つずつ積み上げていけるんじゃないかっていうのが、ファイナルが終わったあとの正直な気持ちでした。
まだまだ未完成。続けて行く以上、これからもきっと。


「Lightdentity」はそういうことをありのままに書いた曲。
歌詞は4人で話し合いながら書いたから、今回は作詞のクレジットが初めてねごとになっていてね。


きっとこれからもたくさんの葛藤や、忌々しくて情けない、自分の中の気持に出会ったりしていくんだと思うんだけど、


そんな過去も時間の先に、未来には意味のあるものになるように想いを込めて。
というか、それしか時間に逆らって過去を愛することはできないんだと思う。
よくも悪くも、いつも目の前には未来しかないからね。




もう一曲の「Re:myend!」の方はこの前のブログでも書いたけど、
亡くしてしまった亡霊のような情熱を呼び覚まして、
一緒に踊ろうって書いた曲。


おもちゃ箱をひっくり返したような、音のアンバランスさもねごとらしくて、
ライブではめらめらな曲です。
サビはぜひライブでみんなに歌って欲しい。

亡霊でも悪魔でも、なんでも呼び覚まそう。

そして「放課後ミッドナイターズ」、素晴らしい映画で、一緒にこの作品に参加できたことを光栄に思っています。

キャラクターが生き生きしてて、いちいち愛おしくて、ほんとうに子供だけでなく大人も感動できる。たくさんの人に観て欲しいな。
なかなか最近、こんな映画に出会えなかったなあって素直に思います。



そして3曲目の「彷徨」。(ほうこう)
これは両A面の2曲とは違って、
哀愁漂うせつない曲なんだけど、


これを書いたのは去年の夏くらい(トラックが出来たのは3年以上前)で、本当にじりじりとしたアスファルトを歩きながら書いた詩からメロディが出来ていった。


蜃気楼に揺らぐ、幽霊船に思いを馳せながら。


切ないけどおしゃれなコードや、
初めてアコースティックギターが入ってるところも含めて、カップリングでは惜しいくらいに、すごく好きな曲です。


こうやって並べてみると3曲とも、
「Lightdentity」にはアイデンティティ、「Re:myend!」にはmy、彷徨には歌詞の中に「灰になったiを探して」という言葉が出てきていて、
何時の間にかひとつのコンセプトシングルのようでした。
意図したわけじゃなくて、本当に偶然に。


だからそういう意味でも、
今のねごとでしかきっと出せない音や言葉が、封じ込められているから、
たくさんの人に聴いて欲しい。




そうだ、初回限定版にはsharp ♯のツアーファイナルのライブDVDが収録されてます。

実は、思い出せと言われても、、、
ステージに立っていたときが鮮明すぎて、
いまうまく思い出せないくらい。


それくらい心に残る大きなツアーだったんだろうな。
その瞬間が込もってる初めてのライブDVDは、
ねごとにとってもこれから大事なものになると思います。


ねごとのライブを観たことない人にも観てもらいたいよ。


長々と夢中で書いてたら、
すごく時間が経っていたけど、


結局はみんなの耳で聴いて、
いろいろ想ったり感じたりしてくれたら、それでもうよくてね。


もちろん、いい曲って言ってもらえたら嬉しいし、
そっぽ向かれたら寂しい。
でも心はその人だけのものだから。

あなたの心で聴いてもらえたら、
嬉しいです。


この曲たちが、それぞれの場所で好きに生きて育っていってくれるのを願って。
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by negoto_ex | 2012-08-09 15:20 | 「蒼山幸子」のねごと