こんにちは、幸子です。
久しぶりの更新。だいぶ春の匂いがして暖かくなってきたね。
2nd full Album「5」の全国ツアー真っ最中だけど、
各地来てくれたみんなありがとう!
本当に今回のツアーは一人一人の存在が近くに感じるよ。
一度きりしかないみんなと作る瞬間が楽しくて眩しくて、
毎回いつも気付くともう終わっちゃうのかって、時間が短くて切ないけど、
こんな風にいくつもの気持ちを持てることが嬉しいよ。
みんなもそう思ってくれていたら、もっと嬉しい。
また必ず会おう!
まだまだツアーは続きます。
待ってくれているみんな、もうすぐ行くから楽しみにしててね。
初日の千葉LOOKからツアーを一緒に回っている特大「5」ポスターと瑞紀。にやり。
さて全国ツアーの体力作りのために、
そしてその結果を5月11日のZEPP TOKYOワンマンで発表するべく、
ジョギングをしているねごとですが、
(前回のホールツアーファナルで発表した企画。
詳しくはこちらの瑞紀ブログ参照。→http://negotoblog.exblog.jp/19030827/)
今日私は「Cymbals」を聴きながら普段走っているコースとは違う新しい場所をジョギングしてきました。
爽やかな疾走感の中で走ると空がいつもより開けて見えて、
すごく気持ちよかった。
土岐麻子さんの声は透明感があって駆け抜けていくのに、
きらきらしたピンボールみたいに一つ一つの言葉がすとんと耳の中に落ちてくる。
外さない。
そしてジョギング中に出会った大きめな猫くん。
人が歩いたり走ったりしてる道なのに、
やけに堂々とした存在感でそこをのろりと横切っていった彼(彼女?)。
思わず追いかけてしまった。
太陽や生き物や、花粉やら何やらいろんなものが動き出すこの時期。
私達もツアーの合間を縫って、この一週間はもぐらのように地下にこもりながら、
うずうずと新しい曲たちを作っているところです。
歌詞を作るために書いていた絵。
後ろに見えている絵の具セットは大阪のFM802でMUSIC FREAKSのDJをしていた時、
誕生日にディレクターの小山さんから頂いたもの!
絵の具はもちろん、筆もスケッチブックも陶器のミニパレットも、
全部揃ってるの。
素敵でしょ。すごく発色がよいのだ〜。
なんだか心を澄ませたい時、
音を聴きながらすーっと色を伸ばすと頭の中のこんがらがった意識も溶け出して、
知らないうちに底のほうに眠っていた色や形が、ぽつんと出てくる気がしてる。
考えてみたことがなかったんだけど、こうして音源を出すようになってからよく、
ねごとの歌詞は抽象的だね、とか、
女の子なのにラブソングがあんまりないねと言われることがあってね。
ただ、思うのはそういう歌詞を書かないようにしているわけじゃなく、
どこにいても、どの時間でも、誰だとしてもきっとあるような気持ちや瞬間・・
たとえば悲しい気持ちで過ごした次の日の朝焼けが美しくてちょっと心が澄んだり、
とても好きな人たちと美味しいご飯を食べて少しだけ、頑張ろう、と思ったり。
形は違くてもそんな風に心が動いて、瞬間に恋するような場面。
私にとってはラブソングとも変わらないひとつのシーンみたいなものを
音と一緒に言葉で描き出せたらいいなっていつも思ってる。
まだまだ目指しているその場所には遠い!し、なんて拙くて未熟なんだろうと毎回思うんだけどね・・
でもまだまだ書きたいことがたくさんあるってこと。
・・手が絵の具だらけだ。
いつまで経ってもこういうの効率良くできないな〜。
今作っている新曲たちがいつ形になるかはわからないけど、どうか楽しみにしててね。
そうだ、春だけどみんなお花見はどこにいくの?
桜、もうすぐ咲くね。
おすすめの素敵な場所があったらぜひ教えて。
よい春を*